ウイルスソフトの特徴
H製作とM電機は、システムSIの事業統合により、新会社「ルネサステクノロジ」を2003年4月1日付で設立した。
さらに、M電機のDRAM事業はエルピ1ダメモリに統合された。
また、TとFはシステムSIを核に包括的な提携を決め、設計開発やプロセス技術などを共有していく。
水面下では、この両社はH、Mと同様に事業統合を模索していたようだが、現段階では包括的提携に留まっている。
さらに2003年春に至って、Fはフラッシュメモリー部門を切り離し、この大手である米国AMDとの事業統合(合弁新会社発足)という思い切った策に出た。
一方、Nはこうした事業統合の流れには乗らず、独自に分社化し、半導体部門のみを切り離した形で拡大していくことを決めた。
大手5社のこうした事業再編の流れは、今後中下位メーカーにも波及していく可能性が強い。
M電器やS、S、SE、S電機などの聞でも何らかの事業統合や特定半導体分野の切り離し、さらには強いアライアンスなどの動きが加速することは確実だ。
よく知られているように、プレステ2で実現したSとTのアライアンス作戦は見事に成功した。
今後もあるセット・システムの強力な事業推進の上で、デバイス分野において強力なアライアンス関係を結んでいく動きはさらに増えていくだろう。
H・M連合軍「ルネサス」誕生、MCU世界H製作所とM電機の両社は、システムSI事業を中心とする半導体新会社「ルネサステクノロジ」を2003年4月1日付けで設立した。
この新会社は、HとMのDRAM、ディスクリートなどを除くほぼ全分野の半導体事業を統合するもので、大型事業再編の代表的な例となっている。
ルネサスは、2003年度に9000億円の売上げを目指すとしており、Tとほぼ並ぶ日本のトップメーカーに躍進することを狙っている。
2005年度以降は1兆円以上、売上高経常利益率m%を達成し、2007年度にはROEm%を目指すという。
同社は世界一の規模を誇るマイクロコントローラー(MCU)を背景にSoCのコアとして、モバイル、自動車、デジタル家電、ネットワーク・PC市場を重点分野に集中してトップシェアを目指し、SoCで同社売上げの回%を見込んでいる。
また、soCの展開に不可欠なアナログ技術を推進し、ミックスドシグナル、RF、ディスクリ1トの拡大、およびパワーMOSの一層の強化による経営基盤の強化を図り、これらが同社売上げの却%をカバーするという。
Aルネサステクノロジ会長長漂紘一氏。
さらに、フラッシュメモリー、SRAM製品の事業規模拡大、先端技術の開発、先端フアブの展開を推進する。
フラッシュではAND大容量技術、DINOR技術のシナジーにより、モバイル用メモリー事業、大容量ファイルメモリー事業暗号付メモリーヵード事業を展開するとともに、卯m次世代フラッシュ技術の開発を加速し、競争力を強化、工程のライン展開の推進力とする。
また、外部生産リソースの活用も図っていく。
フラッシュ、SRAM事業で同社売上げの却%を見込んでいる。
新会社の会長&CEOにN氏(M電機専務取締役)、社長&COOにD氏(H製作所上席常務)が就任した。
新会社の資本金は500億円、出資比率はHが日%、Mが必%。
従業員数(連結)は2万7200人で、囲内が2万800人、海外が6400人。
また、Hが1万8100人、Mが9100人の構成。
開発・製造拠点は、0・1mクラスの先端プロセス開発拠点はM電機北伊丹事業所に集約する。
主要工場としては、茨城県ひたちなか市、山梨県中巨摩郡、群馬県高崎市、兵庫県伊丹市、愛媛県西条市、高知県香美郡。
なお、トレセンティテクノロジーズは新会社が引き継ぐ。
2003年度の設備投資額900億円を見込み、トレセンテイテクノロジーズ(TTI)の増産投資などを行う。
2004年度以降も1000億円規模をコンスタントに投資していく。
圏内唯一のDRAM専業エルビiダは、大型投資で逆襲2002年1月にTが汎用DRAMからの撤退を決め、この時点でかつて最強を誇ったDRAM王国ニッポンは崩壊したと見られた。
唯一残る専業メーカーは、NとHが1999年ロ月、DRAM事業を統合するために設立したEメモリだけであった。
同社は、2003年3月にM電機のDRAM事業も統合し、圏内唯一のDRAM専業メーカーとなった。
しかし、2002年度の売上げは700億円と低迷、かつてNとHのDRAM分を統合した時点では3000億円あったわけだから、まさに凋落著しいと言えよう。
しかしここに、ニッポンDRAM復活の期待を担って、一人の熱血漢が登場する。
その男こそかつて日本テキサス・インスツルメンツ副社長を務め、その後UMCジャパンに転じては、赤字会社を一気に黒字こわもて化し、救世主とも言われた強面の体育会系の男、S氏であった。
S氏は、2002年春にE建て直しの十字架を背負い、新社長に就任する。
E全体を点検した後に、坂本氏は次のように分析する。
「エルピiダのDRAM技術は素晴らしい。
低消費電力AE、メモリ社長S氏。
メーカー化、回路設計の微細化、量産プロセスの立ち上げなど、どれを取っても世界第一流だ。
Eに足りないのはトップダウンで行う事業決定のスピードと、大型の設備投資額だけだ」その後、坂本氏は凄まじいスピードで社内改革に取り組み、製品開発から事業化までのスピードを一気に上げ、市場を切り開く。
さらに、ファイナンスを含め、数十社から815億円の資金を調達し、大型投資に踏み切ることを決めた。
2003年度中にも最大1000億円規模の大型設備投資を断行する構えだ。
この1年間の低空飛行の聞に溜め込んだ力は大きく、ここに来て一気に反転攻勢を強めている。
携帯電話用のDRAMについては、現状で圧倒的に先行しており、マーケットシェアはダントツ。
これは、DSPにDRAMをかませる形でのデザイン・イン(ユーザーと設計の初期段階から協力し、最も使いやすい製品に仕上げること)で大きく先行しているということだ。
今のところは、128MDRAMの低消費電力版が勝負玉。
一方、パソコンやサーバー用で、DRAMの動作モ1ドの一つであるDDR2(512M)についてもSに先行して量産体制を構築し、世界の先障を切っていく。
設備投資については、にわかに大型の整備計画を打ち出した。
現在主力の広島工場には、300mウエハーで月産3000枚のラインを構築しているが、これを同1万6000枚まで引き上げるべく、まずは815億円の投資を決定した。
この投資については、Iからの資金も投入される見通し。
近々に設備搬入を決定し、年末までには完成稼動に持ち込む。
なお、B851万6000枚のうち1万5000枚は量産向けで、残る1000枚は研究開発向けとなる。
さらに加えて800億円を追加投資し、300mウエハーのトータル月産を3万枚まで引き上げるプランも同時進行で検討している。
もしこれが年度内に実行されれば、EのDRAM投資は最大1600億円規模まで膨らむこととなり、世界でもトップクラスの投資水準となる。
広島の新ラインは、デザインルール0・日間でスタートしているが、当然のことながら卯mに向かっていく。
また、シリコンファンドリ1の活用についても積極姿勢で、中国のSMICにはまず、0・日間で1万5000枚分(8インチ月産)を委託しういで同3万枚分に引き上げていく。
さらに台湾のパワーチップ、モセルグループにもファンドリー発注を行うことを決めている。
こうした積極設備投資を背景に、Eは売上げを一気に拡大し、世界で3本の指に入るDRAMメーカーとして立っていく考えだ。
現状の売上げは700億円程度と見られるが、まずは2003年度中にも倍増の1500億円に引き上げる。
2004年度はさらに倍増の3000億円、2005年j2006年ごろにかけてはさらに倍増の6000億円を目指すとしている。
得意とするPCサーバーなどのハイエンドバージョンに加え、パソコン向けでも真っ向勝負を挑むとしており、さらに日本勢が得意とする携帯電話向けのデザイン・インを多く獲得していく。
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